初ベトナムで1人旅。エアチケットは、アラスカ航空のマイルを使って、JALのビジネスクラスを押さえました。
後はホテルです。
今回はwakuoとも友人とも一緒に出掛ける訳ではなく、最初から最後まで1人旅です。フランス領だった事もあり、ハノイにはコロニアル調の素敵なホテルも多いです。中級程々路線で行くか、格安路線で行くか。
悩んだ末に今回は、お手頃価格なのに評判がいい1泊3,000円のハノイ オールド クォーター ホステル(Hanoi Old Quarter Hostel)に決定。
最終日はハノイの空港を00:10発なので夜20:00頃にホテルを出るのですが、この値段だったら1泊分払っても勿体無くないです。2人分の朝食も付いていますのでコスパも良いいと思いました。
では早速、ハノイ オールド クォーター ホステル(Hanoi Old Quarter Hostel)はどうだったか、ご紹介していきますね。
ハノイ オールド クォーター ホステル(Hanoi Old Quarter Hostel)
最初、場所を特定するのに苦労しました。グーグルマップで検索しても出て来る時と出て来ない時があるんですよね。グーグルマップにのらない程、危ないホテルなのかとも思ったのですが、さもあらず。口コミ評価はすこぶる良いんです。
アクセス
上のグーグルマップから入っていただければ、大丈夫だと思いますが、もし出て来ない場合は、まず安南パーラーを検索して下さい。安南パーラーは、るるぶでも、まっぷるでも、ガイドブックにも必ず載っているお店です。
右側の横長白丸が安南パーラー。左側の縦長白丸の部分がオールドクォーターホステルです。Grabで車を呼ぶ時も、安南パーラーを入れると直ぐ出て来ますのでとても便利でした。
今回は安南パーラーとホテルが実質どれ位、離れているか分からなかったので、ホテルからの空港送迎を頼みましたが、これ位の距離ならGrabを使っても問題なかったと思います。
Grab
グラブ(英: GrabTaxi Holdings Pte Ltd)は、シンガポールミッドビュー・シティに拠点を置く配車アプリ運営企業である。マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、カンボジアで自家用車向けGrabCar、オートバイ向けGrabBike、相乗りサービスGrabHitch、配送サービスGrabExpressおよび決済サービスGrabPayを提供している。
Grabだと、地図上にピンポイントで場所を指定しますので、間違える事は少ないと思います。
室内
こちらのホステルは6人部屋のドミトリーから用意されていますが、さすがにこの年でドミトリーはきついです。今回の宿泊は個別部屋の中で1番安いスーぺリアルームをお願いしました。
ベッドルーム
バスルームの扉のひび割れですとか、あちこち傷んではいますが、お掃除はキレイにされています。リネン類も少々くたびれてます。シーツは毎回キレイに整えられていますが、同じシーツが使われていた時もあるような・・・気がします。
部屋の広さは20㎡あり、大きなスーツケースでも問題無く広げられます。
ベッドの前には作り付けの棚と、TVが掛けられています。
TVは映るものの、かなり雑音と映像乱れがあり、NHKも見られるのですが、ほとんどつけませんでした。
下の写真、TVの右側に見えるのが出入口です。ルームキーは、昔ながらの錠前鍵。久し振りだったんで、最初の晩は鍵を表に差したまま忘れてました。ワンフロアには、dokikoの泊まった部屋と向かいの2部屋だけで、ドアガードは倒しておいたものの、何もなくて良かったです。
ベッド脇にはドレッサーと、金庫、冷蔵庫などがコンパクトにまとめられています。
水2本、3イン1(コーヒー、ミルク、砂糖)のコーヒーが2つ、ハス茶2つ、ポテトチップス1つは、フリーですが、2日目以降、2本の水以外は補充されませんでした。
冷蔵庫は使いやすいように何も入っていません。最初、冷蔵庫は冷えていませんので、コントローラーで調節して温度を下げてください。
ハンガーが、意外とたくさんあってびっくり。しかも木製のしっかりした物でした。
この金庫が曲者。
扉の裏側に乾電池が入っていて蓋が半透明のプラスティックなんですが歪んでます。最初、全く作動しなかったので、スタッフを読んで直して貰ったものの、裏側の作りを見てしまったので怖くて使用出来ませんでした。
ロックした後に、裏のプラスティック蓋が弾けて開けられなくなるような事が無きにしもあらず。結局、貴重品はスーツケースに入れて過ごしましたが、全く問題は無かったです。
バスルーム
バスタブは付いていませんが、シャワーの出は痛いほどでした。
ドライヤーも備え付けてあります。海外の中流ホテルで良く見る熱風も冷風も出るタイプです。
バスタオル2枚とフェイスタオル2枚が用意されていますが、こちらもくたびれた感じです。言えば替えてくれますが、1人だからかフェイスタオルを替えてくれていない日もありました。
アニメティー
シャワールームにボトルが2本。片方はシャンプーの文字が分かるのですが、もう一方は消えかかっていて認識不可能。おそらくはボディジェルだと思われます。
歯ブラシ、石鹸、麺棒、シャワーキャップなど、最低限のものは、いちよ揃ってます。ただし、スリッパは無し。こんなサンダルがありましたので、これがスリッパ替わりかな。
ホテル外観
細長いんですよね、上にも奥にも。白い建物とベランダのアイアンワークの柵がフレンチコロニアル風です。ハノイは、この上にも奥にも細長い中級ホテルというのが、とても多く見かけられました。
せっかくのフレンチコロニアル風も1階エントランス入口にペタペタ張られた案内シールで台なしにはなりますが(笑)
ホテルの左隣にはアロハコーヒーというカフェがあります。Grabでは、こちらのカフェも目印に出来ます。
朝食
メインはオーダー制でメニューが用意されています。その他、フルーツや飲み物はビュッフェ方式になります。フルーツは毎日少しずつ変わりました。この時はパッションフルーツにパパイヤ、洋ナシ。なぜか、おせんべいのようなお菓子。
パパイヤジュース、グアバジュース。
コーヒー、リプトンの紅茶。
バナナにミルク。バナナは毎日必ずありました。
そして、練乳があるのがベトナムらしいですね。
オーダーしたものが来る前に、コーヒーとフルーツをいただきましょう。
この日はサンドイッチにしました。パサパサ気味の食パンは昔のバリの食パンを思い出します。初日から残すのも悪いかなと、全部平らげました。味は悪く無いんですが、口の中の水分を持って行かれるタイプです。
下の写真がホテルの朝食の紹介ページ。添え物が無い分、ボリュームアップされたサンドイッチで午前中はお腹いっぱい、撃沈してしまいました。
これを踏まえてこれ以降、朝食のメインメニューをいただくのは避けました。朝食はフォーを外に食べに行く事が多く、帰って来てから、コーヒーとフルーツだけを食べるというパターンが多かったです。
オーダー出来るメニーをどうも写真に取り忘れてきたようです。種類はかなりありました。フォー、目玉焼き、オムレツ、スティックライス(炒飯のようなもの)等など10種類近かったかと思います。
ハノイオールドクォーターホステルに泊まる時の注意点
避難経路が確保されていません。これが一番の問題点。特にdokikoが泊まったのは奥に細長い建物の奥の方でした。逃げ場がない事に気がついたのは初日でした。
ワンフロアに2部屋。エレベーターを中心にして、手前と奥に1つずつ部屋があります。エレベーターの周りを螺旋状に階段が取りまいていて、消火器が置いてあります。非常用の出入口や階段はありませんでした。
ですので、ハノイ オールド クォーター ホステルに泊まる場合は表通りの窓が大きく取られている部屋をお勧めします。そして、100均で洗濯用のこれ。
この洗濯ロープを購入していって下さい。後は、大き目の結束バンド。避難ばしご替わりですね。次回、ハノイ オールド クォーター ホステルに泊まる事があれば、4階の表通りに面した部屋に宿泊したいと思ってますので、4本は持って行こうと思っています。
街を歩いていると、このホテルと同じような造りの、上と奥に細長いホテルが多いです。おそらくは、中の造りも同じようなのではないかと推測します。
だから、このクラスのホテルに泊まらないかと言えば、1人旅の時は、やはり同程度のホテルを選ぶ事が多いと思います。ならば、自衛も考えねばなりません。
ホテルに入ったら皆さんも、まずは避難経路の確認を忘れずにして下さいね。
次回泊まりたいのは・・・
同じフロアの向かい側、道路側の部屋です。明るくないですか?更にベランダにも出られそうです。
次回は、こちらの部屋に泊まり、旧市街を眺めながら隣のお店でコーヒーを調達してきて、ゆっくり本を読みたいですね。