シンガポール

【ヨーテルエア】チャンギ空港に新設されたJEWEL(ジュエル)内唯一のホテルは近未来SF映画の世界だった

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部屋の扉を開けた瞬間、ギョッとします。視界全てが、ザ・パープルです。この部屋で過ごすのはキツイゼ、とは思ったものの、そうそうスイッチがあるのよね。

はい、通常照明に変身です。狭っ!

dokiko
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う~ん。。。このド紫照明はテーマカラーを使用しましたというより、この部屋の狭さを印象付けない為の、相撲の猫だまし的な手法じゃないかしらん。

ヨーテルエア シンガポール チャンギ エアポート アット ジュエル  YOTELAIR Singapore Changi Airport at Jewel

ミニホテルチェーンの英ヨーテル(Yotel)がアジアに初めてヨーテルエアブランドを開設。2019年4月にジュエル内唯一のホテルとして運営を開始。

今回、シンガポールのトランジット(24時間以内の乗り継ぎ)をストップオーバー(24時間以上滞在)に変更までしたのは、ジュエル内の人工滝HSBC レインヴォルテックスを見る為でした。

【レインヴォルテックス】シンガポール、チャンギ空港に隣接したJEWEL(ジュエル)RAIN VORTEX人工滝は夢を見るように美しかったこの為だけにジュエル内のヨーテルエアに宿泊したと言っても過言ではありません。朝昼夜と全く違った表情に変化していく人工滝レインヴォルテック...

朝、昼、晩と感動的に美しいレインヴォルテックスを思う存分眺めてきました。レインヴォルテックスを1日中観賞するには、このヨーテルエア以外考えられない程、立地条件は恵まれています。しかし、いかんせん狭い。

ルームタイプ

Premium Queen(10 m²定員2名)

  • Queen size adjustable SmartBed™
  • 110 sqft / 10sqm
  • Storage for 2 cabin suitcases. Can accommodate 2 adults with 1 child under 5 (sharing same bed)
dokiko
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10㎡って、どうよ。

 

Premium Queen Accessible(21㎡定員2名)

  • Queen size bed
  • 226 Sqft / 21 Sqm
  • Fully accessible with roll-in shower. Can accommodate 2 adults or 1 adult and 1 child under 5 (sharing same bed)

 

Family(21m²定員4名)

  • Queen size bed
  • 21 Sqm / 226 Sqft
  • Ideal for travelling with kids / friends. Can accommodate 4 adults and a baby cot or 2 adults and 2 children

 

ヨーテルエア室内

宿泊したPremium Queen(10 m²定員2名)を実際にdokikoが撮影した写真です。

とにかく狭いです。以前、宿泊した羽田空港第1ターミナルのファーストキャビンを彷彿とさせる狭さです。狭すぎて部屋から出て、向かいの廊下に背中をぴったり付けた状態で撮影しました。両端に入口の壁と扉が見えているのがお分かりになりますでしょうか。

このベッドの上半身をあげてあるのも部屋が狭く見えるのをカバーする為でしょうね。勿論、就寝時はベッドを平らな状態にするボタンが備え付けられています。

ベッドとトイレ&シャワーはガラスの引き戸で遮られています。丸見えですので、1人だったら良いですが2人だったら、かなりの仲でないと厳しいと思います。

洗面所、トイレ、シャワールームはガラスの扉の向こうにひとまとめにされています。洗面所もコンパクト。ちっちゃいです。

洗面所から右を見るとシャワールームとその手前にトイレがあります。オール、スケルトン状態です。

シャワールームとトイレの間にはガラス板がありますが、シャワー浴びるとトイレもビショビショ。持ち込んだスリッパもビショビショ。皆様お気を付け下さい。

壁に埋め込まれた棚は上手に作られています。奥行きがない分、置いたものが落ちないようにトレー上に予めへこんだ状態の部分が3ヶ所だったかあります。お水は小さいボトルが2本。カードキーも紫です。

ハンガーは2本。右側に見えているのが入口です。

ヨーテルエアの備品

歯ブラシ2本。小さいボトルのお水が2本。備え付けのハンドソープにボディソープ、シャンプー。スリッパ、パジャマはないです。

必ず非常口をチェックしましょう

特にこのような造りの宿泊施設は、非常口をチェックしておいて下さい。何もないのが1番ですが、非常口が頭に入っているかいないかは、緊急時あなたの命に関わります。

ヨーテルエアのメリットデメリット

ヨーテルエア宿泊のメリット

レインヴォルテックスが目の前

ホテルの敷地内からも、又、30秒歩けば間近でレインヴォルテックスを眺める事が出来ます。これが1番のメリットでしょうね。

ホテルに入って右に曲がると、ベランダのようにせり出したラウンジがあります。このラウンジは朝食会場にもなっています。

朝食はS$10-++(1,000円前後かな)

ホテルの規模としては、かなり座席が少ないですが皆さん朝食はお外へ行ってしまうんでしょうね。数分歩けば、ミシュラン1つ星をはじめより取り見取り。

コーヒー紅茶、お水は宿泊者はいつでも無料です。ただし、外からの飲食物を持ち込んでの食事はNGです。

この場所がね、皆さん知ってか知らずか、殆どいつも人がいない。ここから滝を眺めながら過ごすひと時は至福です。

ほとんど独占状態でした。

航空会社のアーリーチェックインのカウンターが近い

目の前のエレベーター4階から1階に降り扉が開けば、もうそこはアーリーチェックインのカウンターです。超楽ちん。

雨が降ってもジュエルで観光

スコールが多いシンガポールですが、雨が降ってもジュエル内にあるホテルですから、大丈夫。地下2階から5階まで、映画は勿論、飲食店、アミューズメント施設、ショッピング、1日いても飽きません。

ヨーテルエア宿泊のデメリット

狭い

今までも散々言ってきましたが、とにかく狭いです。トランジットなどで、1泊程度ならいいですが、2泊以上はキツイですね。窓もありませんし、お部屋でくつろぐ事が出来ません。

高い

いつも使っているagodaですと、税金やサービス料を入れると15,000円近くになってしまいます。探して探して、Trip.comでUS$98(10,852円)を見つけ、即予約です。

dokiko
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ダブルベッドと2段ベッドのお部屋もあります。ただし、それでも21m²で、17,000円程度と、かなり強気の値段設定。しかも、agodaで検索すると出てくるんですが、Trip.comだと出て来ません。
dokiko
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6時間単位のルーム利用もありますよ。でも、agodaで10,000円程度。だったらTrip.comで1泊10,000円がいいよね。

部屋のスペックを考えるとお高いですが、レインヴォルテックスを敷地内でコーヒーを飲みながら眺められるなら、しようがない。他のホテルには代えようのない立地条件ではあります。

dokiko
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ただし、これも今だけかもです。このラウンジは宿泊客しか入れないとは言っても、とても狭いです。どうぞ知れ渡る前の早い内にお泊りになってみて下さいね。

ヨーテルエア シンガポール チャンギ エアポート アット ジュエル

住所

78 Airport Blvd, #04-280 Jewel Changi

予約サイト

Trip.com

agoda

ヨーテルエア シンガポール チャンギ エアポート アット ジュエル(YOTELAIR Singapore Changi Airport at Jewel)

その時々で、お値段は変ります。2019年7月現在、ヨーテルエアに会員登録して予約するのと、agodaの予約が同じ程度ですが、Trip.comが1番安くて、10,000円程度です。この他にも検索サイトはありますので、お安い値段を見つけて下さいね。

dokiko
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出来たばかりで情報が少ないヨーテルエアですので、まだまだ空いています。特に宿泊客しか入れないラウンジは、レインヴォルテックスを見るには最高の穴場です。

豪華なファーストクラスの航空機デザインにインスパイアされたというコンパクトルーム。セルフチェックインが出来るキオスク端末やルームサービスに対応してくれるミニロボット。壁一面の宇宙飛行士の写真。

近未来的SF映画に入り込んだような気分にさせてくれるヨーテルエアホテルでした。

ヨーテルロボット
dokiko
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そう言えば、宿泊規約も部屋に置いてなかったような・・・。日本に帰って来てからホームページを見ると。
Singapore Changi Close up of Gym
お外が見えるジムもあるようです。シャワールームも別に3部屋あるようですが、有料なのか無料なのか、HPを見ても判別せず。滞在中は気が付かなんだ。
ABOUT ME
dokiko
おいしいものが大好きな東京在住インコ好き。バブル前夜に社会人になったワタクシdokiko。華やかな時代から、泡がはじけて、ずいぶんたった現在も、どこか能天気が抜けません。ただし、気付いた事もあります。毎日がハレの日では、身が持たん!金銭的にも肉体的にも!!最近では、金額的なコスパだけではなく、時間や精神的な余裕も加味したコストパフォーマンスを追求する日々。東京を中心に国内、海外を徘徊しているこのブログですが、宜しければお付き合い下さいませ。