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ヘビーリピーターがお勧めする絶対はずさないバリ土産BEST10その3【バティック】

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アタ、ガムランボールに続いてお勧めするバリのお土産はバティックです。

バティックは簡単にいうとロウケツ染めなんですが、これがとっても奥が深い。金額も数百円で買えるものから、何十万もするものまであります。(安いのはバティック模様のプリントで正確にはバティックとは言えないんですが、詳しくは後ほど)

もっとも何十万もするバティックまでいくと、アンティークの部類になります。ここまでいくと、普段使いは難しいですから、範疇外ですね。ピンキリのバティックですが手頃なお土産品としても重宝します。

バティックとは

バティックBatik)は、インドネシア、マレーシアのロウケツ染め布地の特産品。インド、スリランカ、イラン、タイでもみられるが、インドネシア、マレーシアの物が最も多い。特にジャワ島の物が有名な為、ジャワ更紗と呼ばれる事もある。

18世紀頃から作られるようになり、バティックの用途にはサロン(腰巻)、バレオ、スカーフ、ハンカチ、頭巾など様々なものがある。2009年10月2日インドネシアのバティックは、ユネスコの無形文化遺産に認定された。

ウィキペディアより

バティックの種類

全て手描きされたバティックトゥリスから、ハンコを押す様にスタンプで型押しされたバティックチャップ、手描きと型押しが混ざったバティックコンビナシ、量産されたプリントバティックが一般的に出回っています。

バティックトゥリス(手描きバティック)

全ての模様が手描きされたものです。

日本でロウケツ染めというと筆でロウを塗っていくイメージがあるのですが、インドネシアでは、チャンティンというロウを入れたパイブのような道具を使って細い線を描いていきます。

色を入れたくない場所にはロウを塗り、染めていくんですね。その後、お湯でロウを落とすと、とロウの部分は白く残ります。これで1層目の出来上がりです。これを2層、3層と繰り返す事により、繊細な模様のバティックが出来上がります。

もうね、気の遠くなるような作業です。手の込んだものになると、2カ月からそれ以上掛かる事もまれだそうです。

バティックチャップ(型押しバティック)

模様が彫られた銅版スタンプを布地に等間隔で押していきます。熟練の職人でないと重なったり、ずれたりしてしまうので、バティックトゥリスの次にお値段がするのが、このバティックチャップです。

プリントバティック

バティック柄をプリントした量産品です。これはお値段も安く、お手頃ですので、お土産にもピッタリ。全くロウケツ染めの部分はないので、正確にはバティック風プリントが正しいでしょうね。

プリントとは言え、キレイな柄と色ですよね。この柄は水着とお揃いで、初バリの時に購入しました。

今見るとハイレグ度凄いですねぇ~。お揃いに引かれて購入したものの、あまりのハイレグ度に抵抗があり、黒の水着も一緒に購入して、そっちを使用していました。今回、昔のバティックを探していたら一緒に出てきてビックリ!

wakuo
wakuo
さすがに、この水着はもういらないでしょ。
dokiko
dokiko
・・・分かってますよ!

バティックの種類(模様)

主にジャワ島で作られていますが、北部や中部など産地によって模様は変わります。又、その地方の王族にしか許されていなかったという柄もあり、知れば知るほどバティックは奥深いです。

ちなみにdokikoは、この雲の模様のメガムンドゥンにドハマリしまして、10枚位集めました。中国の影響を受けた模様だそうで、ジャワ島の北、チレボンという街の特産だと説明を受けました。

いやぁ、いいんですよ、このグラデーションが美しいんです。右が7層、左が5層です。ロウケツ染めの層が何段あるかで値段は変わります。私が見た中では8段というものが最高でした。が、それはネット上で発見したもので、現物は7層までしか見た事はありません。

バティックに使われる素材

古くは綿のみだったバティックですが、シルクも使われるようになりました。シルクバティックとしてはBIN HOUSEが有名ですね。レーヨンなどは洗濯が容易に出来るので、特に最近では人気があるようです。

dokiko
dokiko
そう言えば、シルクバティック持って無かったなぁ。次回のバリ行きでは、ゲットしたいが、高いんだよね。

バティック使用上の注意

バティックは洗濯すると色落ちする

必ず色落ちします。これが1番の問題点。手洗いするか、バティックだけで洗濯機に入れないと大変な事になります。

今のところdokikoは、値の張るバティックは壁に飾ったり、引き出しから出して、ニヤニヤしているだけなので洗濯はしていません。勿体なくて洗濯できないですよね、したとしても手洗いかな。

プリントされたバティックは洗濯機で洗いましたが、本当によく落ちる(苦笑)1回毎に色が淡くなっていくんですよね。最近では引き出しの奥にしまったままになってました。

サイズがある

宗教儀式にも使われる為、サイズがいくつかあります。今回調べてみたら、サロンだと思っていたものは、カインパンジャンというものでした。

カインパンジャン

大きな1枚の布で作られています。サイズは家にあるもので、100cm×210cm程度。バリで良く見掛ける腰に巻いて使うサイズです。

サロン(サルン)

筒状になっていてスカートのように使うそうです。ず~っと、カインパンジャンをサロンだと思っていました。お店で見せてくれるのは大体1枚布で、このタイプは少ないかなぁ。

スレンダン

肩から掛けて使います。家にあるもので、90cm×210cm位です。

この他、サイズは様々です。用途によって、サイズを使い分けて下さい。ビニールに入っていたら、お店の方に許しを貰って必ずサイズ確認して下さいね。大きさによって値段が随分変わりますから。

無地のテーブルクロスの上にスレンダンを長~く置いてもステキですよ。

バティック購入お勧め店

そんなバティックはどこで買ったらいいでしょう。有名処はBIN HOUSEですが、お値段もします。気に入れば自分用にはいいですが、お土産にするには高すぎるかな。

お土産用にお勧めなのはプリントバティックです。バティック模様を使ったコースターなどは手頃な値段で手に入りますので、お土産にGOOD!

dokikoは5枚セットで200円位だったでしょうか、バラマキ用のつもりが気にいってしまい自宅で使ってます。このタイプは専門店より街中のお土産屋さんを覗くとお買い得品があったりします。

自分用には専門店、バラマキ土産用には町のお土産屋さんなど使い分けて楽しいお買いものをして下さいね。

dokiko
dokiko
久しぶりにバティックが欲しくなったので、今年、お店を覗いて来たらお勧めのお店を追記しますね。
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おいしいものが大好きな東京在住インコ好き。バブル前夜に社会人になったワタクシdokiko。華やかな時代から、泡がはじけて、ずいぶんたった現在も、どこか能天気が抜けません。ただし、気付いた事もあります。毎日がハレの日では、身が持たん!金銭的にも肉体的にも!!最近では、金額的なコスパだけではなく、時間や精神的な余裕も加味したコストパフォーマンスを追求する日々。東京を中心に国内、海外を徘徊しているこのブログですが、宜しければお付き合い下さいませ。