この為だけにジュエル内のヨーテルエアに宿泊したと言っても過言ではありません。朝昼夜と全く違った表情に変化していく人工滝レインヴォルテックスは、本当に本当に夢を見るように美しかったです。
JEWELレインヴォルテックス早朝
この状態を見た事がある人は少ないのではないでしょうか。早朝にシンガポールに着き、スーツケースを預けた後、直行した初JEWELの様子です。まだ、ジュエル内も24時間営業のお店しか開いていませんので、人影もまばらです。
1階
見上げると大きな天窓から空が覗けます。写真で良く見たように巨大ドームの中心から、まだ水は落ちてきていません。聞こえてくるのは中心部の足元から滝のように階下に流れ落ちて行く水の音だけ。朝の空気は本物の森の中のようで清々しいです。
流れ落ちた水は階下では、どのように見えるのでしょうか。
地下
上を見上げると水が落ちてきています。JEWEL内をぶらぶらしているうちに、天井から水が流れ落ちてきたようです。
地下2階
地下2階に降りてみましょう。ガラスで区切られたあちら側に文様を描きながら水が流れ落ちていきます。ここにソファ持って来て1日座っていてもあきなそうです。
この滝レインヴォルテックスは地下2階から5階まで、それぞれの階で表情が変わります。
JEWELレインヴォルテックス昼間
1階では、もうもうと水しぶきが上がり、ジュエルの床を濡らしています。日光の入り方によっては虹のようにも見えます。
ビショビショ。
レインヴォルテックスの横をスカイトレインが走る
この人工滝レインヴォルテックスの横を電車が通り過ぎて行きます。これを見たdokikoは、どうしてもこれに乗りたくて悪戦苦闘するのですが、このお話は又の機会に。
JEWELレインヴォルテックス夕方
日が落ちてくると、又、表情が変わります。空から降ってくる光が屋根を通すと格子状になりレインヴォルテックスに影を落とします。ライティングされていなくても、こんなに美しい。
JEWELレインヴォルテックス夕方以降
夕方以降ライトアップされるレインヴォルテックスは、赤、青、黄、緑と変色し、外が暗くなるに伴い、その姿が鮮やかに浮かび上がります。幻想的で艶めかしい姿は、これだけでも一見の価値があります。
ショー前
JEWELレインヴォルテックスLIGHT&SOUND SHOW
そして、7時半から12時半まで、1時間おきに5回、5分間の音と光のショーが繰り広げられます。
このショーの間も脇の線路を電車が横切って行きます。う~乗りたい!
圧巻です。来て良かった。
トランジット(24時間以内の乗り継ぎ)をストップオーバー(24時間以上滞在)に変更し、ジュエル内のヨーテルエアホテルに1泊までして、1日中レインヴォルテックスを眺めていましたが、本当に良かった。
JEWELレインヴォルテックス観賞のポイント
それぞれの階を試してみる
ジュエルは地下2階から地上5階まであります。それぞれ表情が違いますので、是非回って見て下さい。個人的にはお勧めするのは3ヶ所ですが、時間があれば全フロア回ってご自分のお気に入りを探して下さいね。
1階
まずは、昼間の1階です。水しぶきが蒸発して光に当たり、滝つぼに流れ込む水流の空気振動が身体に感じられます。滝つぼ周りを歩くと、巻き上がった水流で身体が濡れます。童心に帰ってワクワクドキドキする事間違いなし。
地下2階
お子さんとお母さんの微笑ましい1枚。写真で見ると大きく吹き上がる噴水の前にいるように見えますね。これをワンフロア上がって地下1階から見るとこんな感じ。
地上にいるだけだと地下がどうなっているか、気になりますからね。水が流れるこの大きなウォーターホール(滝つぼ)はガラスなんでしょうか、アクリルなんでしょうか。天井の格子状の部分はガラスパネルと鋼鉄で出来ているそうです。凄いね。
地上4階
LIGHT&SOUND SHOW(光と音のショー)は流れ落ちる滝が階下に吸い込まれていくのが見える4階がお勧めです。宿泊していたヨーテルエアが4階にあったというのもありますが、5階は、有料ゾーンやレストランが入っていて動けるところが少ないかな。あまり下の階だと吸い込まれていく水の様が見えませんしね。
写真はヨーテルエアホテルの前から撮ったものです。どんなに写真撮るのが下手な人でも、それなりに見栄え良く写ります。
初回の7時半から9時半まではレインヴォルテックスのショーは混んでいました。ですが10時半の回から遅くなるにつれすいて来ました。
朝昼夜と表情を変えるレインヴォルテックスを楽しむ
dokikoのように1日中齧り付きで見るのもいいですが、トランジットでも十分楽しめます。朝でも昼でも夜でも、どの時間帯でもレインヴォルテックスは美しいです。ジュエル内のレストランやショッピングゾーンも良いですが、他の国でも試す事は出来ます。
ですが、このレインヴォルテックスは、この場所でしか体感する事はません。シンガポール旅行でも、トランジットにチャンギ空港を選んだ時でも、隣接したジュエルは必須の観光スポットです。