やって来ました、パンタイルビー。バリサファリパーク近く、サヌール海岸の北方面です。
Pantai Lebih パンタイルビー
暗くなりかかった海では、ロコ達が夕暮れを楽しんでいます。
風は強く波は荒いです。
海の彼方を眺めると、ベニダ島がレンポンガン島と重なり、遠くに見えています。ベニダ島は、今とても人気があり、島は大変な賑わいになっているそうです。
空が赤く染まるキレイな夕暮れ時に間に合いました。海と空が合わさる地平線をしばし眺めながら、海岸を散策し、店選びに向かいます。
warung Bendega Lebih
海の家のようなお店や、屋台のようなお店。色々ありますが、今回はこちら、立派な門構えのwarung Bendega Lebihにお邪魔します。店先では、炭火焼の煙がもうもうと立ち上っています。うなぎ屋さんとか焼き鳥屋さんみたいに、店先でこのデモンストレーションは、たまんないですよね。
とても広い店内にはお客さんが、ちらほら。週末になると、ロコで込み合い、駐車場にも入れないそうです。所々に手を洗う水道が設けられています。きっと、みんな手で食べるのね。
この雰囲気!潮風が吹き、波の音が聞こえます。パンタイルビーの他のお店と違い、何ともロマンティック。
今回は東屋(あずまや)のような小上がりの席ではなく、テーブル席を選択。
潮風に吹かれながらメニューを眺めます。
warung Bendega Lebih メニュー
とは言え、今回も友人夫婦にメニューもお任せ。分かんないからね。
やってきたのは、こちら。多分PAKETⅠ。
サテイカン(魚のつみれの炭火焼)
サトウキビの串に巻き付けられた魚のつみれが炭火でこんがり焼かれ、程良くごげ目が付いています。
サユールプレチン(野菜の辛み合え、シンコンの葉っぱや、もやしやピーナッツが入って激辛)
バッソイカン(魚のすり身のスープも激辛)
これが、それ程辛く見えないが辛い!一口飲んだだけで、ピキッとなる程辛い、でも美味しい!熱いうちは辛みが凶暴なので、少々冷めてから口に運びました。
ナシセロ(さつま芋入りご飯、唯一ほっと出来る辛くないもの)
凶暴な辛さを主張するおかずの中で、唯一ホット出来るのがさつま芋入りのナシセロです。優しい~~、有難う~~。
クルプックツナ(魚の皮の揚げたもの)
この皮は、何の皮かとひと悶着。サーモンと書いてあるが、違うと思うと友人。そのご主人はサーモンだと言う。dokikoは、いんじゃない、おいし~とガリガリ食べ、偏食のwakuoは、そっとdokikoにクルプックを差し出す。
全部、おいし~~!しっかし辛いのよ。スープも辛いが、一度口の中に火が点くと、いったいどれが辛いのか、分からなくなります。エスジュル(冷たいオレンジジュース氷入り)がなければ完食は無理です。余りの辛さに涙と鼻水を垂らしながらも、ハフハフ言いながら食べ切りました。
食べ終わった後も、口の中が火事状態でエスジュルの氷をずっと口の中に入れて凌ぎました。ご馳走様でした。お勘定!
恐るべし、ロコプライス。
るるぶや、マップルでは見た事がない穴場ビーチ。観光地ではない、現地のロコ達が休日を楽しむ場所だそうです。まずドライバーさん達は知っているはずですので、頼めば、連れて行ってくれますよ。ただし、ヌサドゥアのような白砂の高級ビーチではありませんので、ご了承を。
必ず、値段をチェック。屋台のようなお店だと値段が出ていません。必ず最初にお値段を聞きましょう。又、観光客とロコでは、お値段が違う事も多々あります。これも程度問題。やはり、年中通う現地の方々と観光客では、少々お値段違ってもしようがない。しかし、余りに高いと思えば、他のお店に行きましょうね。
そして1番の注意点は、こちらにたむろっている犬達。かなり凶暴だそうです。目を合わさなければ大丈夫だそうですが、間違っても撫でようとはしない事!と友人に強く言われれました。毎年、アフリカとアジアで5万人の死者を出している狂犬病は怖いですからね。
皆さんもこの注意事項守って下さいね。
warung Bendega Lebih アクセス
お店の詳細はグーグルマップをクリックして確かめて下さいね。
観光客が行くのは、ジンバランのイカンバカールかと思います。高いですが、バリ島初心者は、そちらの方が無難かもしれません。
(店を決める前に必ず値段交渉して下さいね。料理代金も込みかどうかもです。ジンバランのイカンバカールは、支払いの段階になって揉める話を良く聞きます。活きているロブスターが入ると値段が跳ね上がりますので、お気を付け下さい。)
そろそろ、ガイドブックに書かれた観光地には飽きてきたというリピーターの方は、是非1度足を運んでみて下さいね。辛いけど美味しい&ビックリする程お得にシーフードロコセットが食べられますよ。