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NHKスペシャル うつ病治療常識が変わる 不適切な投薬と診断の実態

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2009年10月1日に第1刷発行された本書は、NHKで放送された番組を単行本化したものです。

この本はうつに苦しむ人々にとって暗闇に差し込む一筋の光になるに違いないと思います。自らの忘備録の為にブログにアップはしましたが、本書の内容の濃さ、深さを知るためにぜひ本書を手に取って読んで欲しいです。

ただ、今現在うつの真っ最中のかたは、こんなにびっしり書かれた文字を理解するのは苦痛以外の何物でもないとも思います。うつに苦しむ本人の近くにいるかたが、手に取り判断して欲しいです。この治療方法が正しいのか、いったいこの薬は効いているのか。

できるだけ本書の必要な部分を簡潔にと思いましたが、未熟な故、言い回しが違ったり、勘違いしたりしている事もあるかと思います。それを避けるためにも本物をぜひ手に取って欲しいです。

 

dokiko

うつ病人口100万人。2人に1人は再発し、3人に1人は薬が効かない。

うつ病治療常識が変わるの表紙書きにはこのように記されています。そして以前このサイトでも紹介したクレイジーライクアメリカ。

クレイジー・ライク・アメリカ/心の病はいかに輸入されたか イーサン・ウォッターズ 著/阿部宏美 訳心の病を、鬱や拒食症というひな形を利用して輸出する。こういった発想は私にはありませんでした。 クレイジーライクアメリカとの出会い 以...

マイク・ミルズのうつの話を鑑賞しに行った映画館アップリンクで見つけた本です。

このクレイジーライクアメリカを読んだ時から、いえ、それ以前から抗うつ薬については懐疑的でしたが、今回うつ病治療常識が変わるを読んで確信に至りました。抗うつ薬は麻薬と一緒です。適用する医師には覚悟を持って患者に臨んで欲しいと切に願います。

プロローグ うつ病はもはや心のカゼではない

うつ病は心のカゼで、誰でもかかる可能性があるが、適切な治療を受け、休養を取れば必ず治る病気である。そう言われてきたし、私自身もクレイジーライクアメリカを読むまではそう思ってきました。ですが、現実は大きく違うようです。

アメリカで抗うつ薬が効果を上げたかどうか、うつ病患者4,000人を99年から7年間追跡した調査では、抗うつ薬を4回変えても効果が上がらなかった患者が35%にも上った。つまり3人に1人は薬が効かないという実態が浮かび上がってきたのだ。

プロローグでは杏林大学保健学部教授である田島治さんの言葉も紹介されている。「1人の患者さんに対する診断が、どうしてこれだけ違うのか、理解しがたいとしか言えません」

5つの医療機関を回った患者さんが持ち込んだ処方薬を見ながらのセリフだ。同じ症状を訴えたにもかかわらず、診断も処方薬も真っぷたつに分かれていたそうだ。更には初診の患者に出す薬としては異常に多く「抗うつ薬の投与は基本的に1種」という国際的共通の大原則を大きく逸脱してもいた。

第一章 不適切な投薬

医師の誤認

第一章のはじめには、アナフラニール(抗うつ薬)1日9錠、副作用を抑える胃腸薬2種類計3錠、抗不安薬3錠、その他の薬をあわせ全部で19錠も服用していた患者さんの話が出てくる。

これだけ服用していると、本当に患者の症状なのか、薬の作用なのかがわからない。うつの原因と言われるセロトニンの出入り口をブロックする事により、セロトニンを増やしうつ症状を治めるというのがSSRIという抗うつ薬である。

しかし、SSRIを飲み過ぎると前頭葉の働きが抑えられ、ドーパミン(意欲ややる気を出させる物質)の働きが低下する。これがうつ病の症状に似ている為、抗うつ薬が効いていないと医師が誤解し、薬の量を増やすという悪循環を招いている可能性が高いのではないかと前出の田島さんは言うのだ。

安易な診断を招くマニュアルの存在

DSM-Ⅳ

心理療法を学ぶ者なら、知らない人間はいないだろう。アメリカ生まれの診断基準で、米国精神医学会が1952年から発表している診断マニュアルである。

うつ病の診断基準(DSM-4より)

  1. ほとんど毎日続く抑うつ気分
  2. なにも楽しいと感じることが出来ず、無気力で興味もわかない
  3. 食欲が低下している
  4. よく眠れない
  5. イライラする
  6. 疲れやすく、だるさがとれない
  7. 自分を責めてばかりいる
  8. 集中力が低下し、考えることができない
  9. 繰り返し死にたいと思う。自殺を口にする

①~⑨の症状のうち、5つ以上があてはまり、(ただし、①②のどちらか一方は必須)、それらの症状が最近2週間以上続いていて苦痛を感じている、あるいは生活に支障を来している場合に、うつ病と診断される

出店)「うつ病 正しく知って治す」を参考に作成

このようにマニュアル化された事により(マニュアルの解説部分には、これを見て簡単に診断が可能だ、などとは思ってはいけないと明言化されているにもかかわらず)目の前の患者をしっかりと観察する事をせず、お行儀よくお作法にのっとって診断するファストドクターがうようよいるのだ。

第二章クリニック乱立の闇

主婦が作った命のマップ

第二章では、息子を亡くした仙田市在住の女性が作った「命のマップ」の紹介から始まっている。これは自殺した方の遺族から、どこの医療機関でどんな治療を受けたのかという聞き取り調査を行い、その結果をまとめた地図だ。

100人にのぼる聞き取り調査は、通常一般には出回らない貴重な情報が記されている。この大学病院では、治療中に自殺者が16人、あのクリニックではたった1年の間に若い女性が5人も命を絶っている。あそこでは診療時間は3分、ここでは他の医者がビックリする位強い薬を出していた。などなど。

ちなみにこの命のマップは一般公開されていない。最終的にはミシュランガイドのように項目毎に細かく評価し、一般に役立てたいとしている。

都心にメンタルクリニック乱立の背景

この章では医療をビジネスとしてみた場合、メンタルクリニックはコストパフォーマンスが格段に良いという打ち明け話があばかれている。

まず、精神科医の数の増加に比べ、患者の増加のスピードの伸びが高く、大学病院に雇われて定額の給料で大量の患者をさばくならクリニックを開業した方が収入は増える。メンタルクリニックは入院の必要もなく、机といすとさえあれば開業でき、内科のような精密機械もいらない。薬も処方箋を出せば在庫もいらない。注射もしないから看護師もいらず事務員が一人いればいい。

なんと短絡的な・・・と思ってしまうがこのようなクリニックオーナーは少なからずいるというのも事実のようだ。

立ちはだかる処方権の壁

処方権とは、患者を診断した結果をもとに、治療に必要な薬を処方する権利をさす。日本では医師のみに認めれている。この処方権により医師の裁量が広く認められているため、医療機関側の過失や責任を追及しようとする際、患者側にとって壁となっているケースが多いという。

しかし、専門外にもかかわらず、メンタルクリニックを開業する医師もいるらしい。現在の医師法では麻酔科以外一部を除いて、開業時に専門外の何科を標ぼうしてもよいことになっている。都内の内科や小児科がメインだった診療所が少子化の影響もあって心療内科を標ぼうしたり、整形外科がメンタルクリニックに看板を掛けかえるパターンもあるらしい。

医師選びの5か条

次にあげる5項目の1つでも該当すれば、その医師の治療法には疑問を抱いていいいと、日本うつ病学会理事長の野村総一郎さんはいう。

  1. 薬の処方や副作用について説明しない
  2. いきなり3種類以上の抗うつ薬をだす(初診、あるいは最初の処方で)
  3. 薬がどんどん増える
  4. 薬について質問すると不機嫌になる
  5. 薬以外の対応法をしらないようだ

もし自分が、周りの大事な誰かが、医療機関にかかる場合、心にとめておいて欲しい項目だ。

第三章 抗うつ薬の死角

自殺や攻撃性との因果関係

第一章で出てきた抗うつ薬SSRIを服用する人の中に、自殺を試みたり、他者を攻撃するケースが出てきた。SSRIの一種パキシルのアクチベーション・シンドローム、急に服薬を中断した時に現れる禁断症状のようなものが、そのように形をかえ表面化する場合がある。

それはごく一部の人間にしか起こらないが、例えば1%の人に起こるとすれば100人飲めば1人だが、100万人飲めば1万人に起こる。うつ病人口は100万人と言われているのだ。

夢の薬に潜んでいた危険

SSRIが登場する以前、うつ病治療薬は主役は「三環系抗うつ薬」と呼ばれるイミプラミンだった。現在流通している抗うつ薬の大変はこの薬の改良版である事から、元祖抗うつ薬と呼ぶ人もいる。

この三環系抗うつ薬は眩暈や吐き気といった副作用が強かった。この副作用を劇的に改ざんさせたのがSSRIだった。1971年にジメリジンがヨーロッパで、これに続きフルボキサミン(諸品名ルボックス)、フルオキセチン(商品名ブロザック)、パロキセチン(商品名パキシル)が登場した。

一時はハッピードラッグとまで呼ばれていたが、販売開始から間もなく、副作用が相次いで報告される。患者の自殺、他者への攻撃性である。

様々な事件の中でも衝撃的だったのは、コロラド州コロンバイン高校での銃乱射事件ではないだろうか。教員1人と生徒12人が死亡、24人が重軽傷を負ったこの事件は、二人の男子生徒が犯人だった。2人の犯人は自殺したが、そのうちの1人が、事件直前に大量のSSRI(ルボックス)を服用していた。

訴訟で暴かれたSSRIの危険性

抗うつ薬の功罪の著者ヒーリー教授はある実験を行った。健康な男女19名にSSRIの一種ゾロフトと、レボキセチンというセロトニンには作用しないタイプの抗うつ薬を2週間服用した。

その結果、ゾロフトを服用した際、2人が激しい自殺願望に悩まされ、そのうちの1人は夢で自分の喉をかき切って失血死するという悪夢に3日続けてうなされ実験中止に追い込まれた。薬の影響だけで自殺傾向を見せる人間が存在したのだ。

更に2004年にはパキシルを製造販売するイギリスの製薬会社が治験データの改ざんをしていたことが明らかになった。

ただし、日本うつ病学会理事長の野村さんは「軽症の患者には自殺願望や自傷などをふやす一方で、重症な患者の自殺を防ぐデータもある」としている。

日本で初めて認められた他者への攻撃性

1999年7月23日。20代の男が羽田発函館行きの全日空機をハイジャックし機長を刺殺した。

この犯人は前年からブロザック、パキシル(以上SSRI)、エフェクソール(三環系)と半年ごとに種類を変えながら抗うつ薬を処方されており、ハイジャックを起こした時は再びSSRIのルボックスに薬を変え、2週間が経っていた。

抗うつ薬の影響を疑った弁護士が別の病院で再診察したところ、うつ病ではなく、双極性障害1型であることが判明した。本来、気分の波を安定させる気分安定薬を投与するのが原則だが、これをうつ病と見誤り、SSRIを投与していたのだ。

気分のふり幅が大きくなった患者は、そう状態の時に問題行動を起こす危険性が高くなる。

併用する薬がもたらす危険性

抗うつ薬を服用する際、多くの場合、併用して抗不安薬や睡眠導入剤などが処方されるそうだが、これらの薬も攻撃性の原因の1つではないかという見方が出てきている。

一例としてベンゾジアゼピン系と呼ばれる抗不安薬、ロヒプノールやデパスがSSRIと併用し処方されていた場合をあげている。この薬は怒りっぽくなったり攻撃的になったりする脱抑制のものであるようだ。

第四章 心理療法の壁

患者同士の力でうつが治癒

沖縄県南原超にある県立総合精神保健福祉センターでは、認知行動療法を基軸に、軽作業や運動を取り入れた森田療法を加えて編み出した治療プログラムを行っている。

1週間に1度のペースで3か月間開かれているうつ病治療プログラムは、午前中と午後に分かれている。午前中は陶芸や革細工などの作業、バレーボールやバドミントンなどのスポーツ。昼食をはさんで午後からは8人程度のグループに分かれ認知行動療法の時間へと移っていく。

うつ病患者は精神運動にブレーキがかかっていることが多く、行動が鈍くなってしまっている。そこで作業療法により体を動かし、自律神経、副交感神経を刺激する。それから認知行動療法に臨むという独自の治療プログラムを行う。

このプログラムに参加したある患者は、それまで止まっていた時間がゆっくりと動き出すように、気持ちが軽くなっていくと言っていた。

国を挙げて心理療法と取り組むイギリス

この認知行動療法を国を挙げ、抗うつ薬に代わる中心的な治療に据えたのがイギリスである。以下のような手順で行われる治療費用は全て無料で行われている。

  1. かかりつけ医で問診を行い、うつ病のが疑われた患者は、うつ症状の程度を診断される。
  2. 軽度のうつ病と診断された場合、国営の心理療法センターに紹介され、抗うつ薬ではなく、認知行動療法をはじめとした心理療法が施される。
  3. 中程度から重度のうつ病と診断された場合、SSRIが処方される。しかし、副作用などの危険性を強く警告し、必要最小限の量を処方することが定められている。

日本には、かかりつけ医制度が無いという点と、イギリスでは心理療法士は国家資格であるという点が大きく違う。しかし治療費用が無料であるなど、国としてうつ病との取り組み方の違いが鮮明に表れているのではないだろうか。

認知行動療法の経済効果

このような取り組みを続けたイギリスでは認知行動療法の効果の高さが実証されている。2006年に行った研究では症状が良くなったという患者は55%にも上り、更には再発率にも大きな違いがみられた。1年間、抗うつ薬のみで治療した場合の再発率は44%。抗うつ薬に認知行動療法を組み合わせると27%まで下がったのだ。

さかのぼる事2005年、ブレア首相率いる労働党はマニュフェストに認知行動療法を据えたうつ病治療改革案を織り込み選挙に勝利した。この国を挙げてのうつ病対策の立役者は二人いた。ロンドン大学経済校の名誉教授で上院議員のリチャード・レイヤード卿と、ロンドン大学精神医学研究所教授デイビッド・クラークだ。

薬飲みに頼らない一見、手間もお金もかかりそうな認知行動療法を取り入れる方が、長期的に見れば経済効果(自殺を始めとした社会問題も)をもたらすと算出したのだ。

しかしこのイギリスでさえも、心理療法士の育成は始まったばかりで、まだまだ不足しているのが現状だ。

頓挫した臨床心理士の国家資格

日本にも臨床心理士を国家資格にという動きはあったようだ。

しかし、医療の現場に限った医療心理士の創設を目指す「全国保険・医療・福祉心理職能協会(全心協)」と、教育や福祉など幅広い分野での活動を求める臨床心理士の母体、「日本心理臨床学会」の意見がまとまらず頓挫した。

第五章 うつからの生還

第五章では、うつから生還した人々の具体的な例をあげている。どんな症状で、病院ではどんな診断をされ、どんな処方をされたか。仕事場ではどうだったか。急にパキシルの服用を止めてしまった時、激しい頭痛に襲われ寝たきりの状態に陥った、等々。

転々と主治医を変え最後にたどり着いた末に、やっと明るい展望を見た作中人物は、悪循環から抜け出す唯一の道は「自分で治す」という答えに行きついた。

私はずっと、先生が治すものだと思っていたんですけど、朝起きて、昼間過ごして、夜寝てっていう当たり前の生活をしていくうちに、癌とか、手術をしなければ治らない病気ではないわけだから、結局は自分次第なんだっていうことが、なんかわかったんですよ。小さい事の積み重ねだったんですね。何もしていなかったんだなぁっていうことが、すごくわかったんです。

勿論、このように考えてしまう真面目なかただからこそ、うつに悩まされたとも言えるが、回復時にはこういった考え方も必要なのではないだろうか。うつを克服するには想像を絶する努力と格闘が必要なんだということも付け加えたい。

第六章 うつ病治療の新しい常識

見える化で正しい診断を ー 群馬大学医学部

群馬大学医学部では、大手医療機器メーカーの日立メディコと組み、脳の働きの可視化ができる最先端技術である近赤外線スペクトロスコピー(通称NIRS)を開発した。

近赤外線は皮膚や骨といった体の組織を透過しやすい一方で、赤血球内にあるヘモグロビンには吸収されやすいという性質を併せ持つ。これを利用すれば血液に含まれるヘモグロビンの濃度を測定できるのだ。この方法を脳に応用し頭の血の巡りを測定するというものだ。

このNIRSの検査装置はコンパクトで、パソコンラック程度の大きさだという。

赤と青の突起状のセンサーで覆われた鉢巻のようなものを頭にかぶると(写真で見るとヘルメットに突起状のものがたくさん突き出ているように見える)赤のセンサーから近赤外線が放たれ、青のセンサーがその光をキャッチする。これによって脳の血流量を推測するのだ。

健康な状態の人の場合 脳画像は急速に赤く変色する。前頭葉が活発に活動し、血の巡りが良くなっている表れだ。
うつ病患者の場合 前頭葉の部分は青いまま。脳血流の増加量が健康な人の場合より少ない事を粟らしている。
双極性障害(躁うつ病)患者の場合 しばらくは青いままだが、その後前頭葉と側頭部が急速に赤く変化する。健康な人に比べ、前頭葉への血流量が増えるタイミングが遅いのが特徴だ。

 

双極性障害の場合、この画像を見る限り、脳の働きはスロースターターで、最初はなかなかエンジンがかからないけれど、頭を働かせているうちに調子が出てきて、そのうちにかえってやり過ぎになってしまうというイメージでしょうか。仕事を進めるうちにのめり込んで過熱したり、その挙句に疲れ果ててしまうという双極性障害の症状を示しているのかもしれません。

外見からは区別がつかない症例をこのNIRSは的確に判断してくれる。この光ポトグラフィ(NIRS)検査を用いたうつ症状の鑑別診断補助」は、2009年3月に精神科領域としては初の先進医療に認定された。

最後に

この記事を書いている最中に神田沙也加さんのニュースが飛び込んできました。突発的に起こした行動のようにも思え、薬の服用がなかったのか危惧していましたが、やはり診療内科に通っていたようです。精神安定剤を服用していたとの情報もありますが、これはあくまでもネットでの情報です。

私達の世代は、神田沙也加という1人の女性が松田聖子から誕生し成長していく様をつぶさに見てきました。セイコちゃんにそっくりな歌声でデビューしたSAYAKAが、ミュージカルという世界で実力をつけ神田沙也加として花開くのを近所のおばさんのように微笑ましく、安堵の気持ちさえ持って見ていたのです。

まだまだ、これからだったのに・・・。本当に残念です。

辛い時、うつでも精神不安定な時でも、その真っ最中の本人は、がんじがらめになっていて身動きが取れなくなっていると思います。今回ご紹介したこの本は自分に関係ないと思わず、知識として持っていれば、必ずいざという時、自分を、周りの人間を、守るための一助となります。ぜひ、一度手に取って目を通して下さい。

神田沙也加さん

心よりご冥福をお祈りいたします。

ABOUT ME
dokiko
おいしいものが大好きな東京在住インコ好き。バブル前夜に社会人になったワタクシdokiko。華やかな時代から、泡がはじけて、ずいぶんたった現在も、どこか能天気が抜けません。ただし、気付いた事もあります。毎日がハレの日では、身が持たん!金銭的にも肉体的にも!!最近では、金額的なコスパだけではなく、時間や精神的な余裕も加味したコストパフォーマンスを追求する日々。東京を中心に国内、海外を徘徊しているこのブログですが、宜しければお付き合い下さいませ。