今回のクアラルンプール旅行は、シンガポール経由でした。深夜羽田を発って、早朝シンガポールに降り立ち、チャンギ空港の隣に新しく建設されたばかりのJEWELで1日過ごし、クアラルンプールへ向かう、という旅程です。
いつもはwakuoと一緒ですが、今回はクアラルンプール空港で友人と落ち合う予定です。クアラルンプール着までは、気楽な1人旅。せっかくなら、羽田空港も遊び尽くしちゃおう!
羽田空港国際線ターミナル出発ロビー
3階の出発ロビーでチェックインし、スーツケースを預け身軽になったら、4階に上がりましょう。
空港に着いて出発ロビーに立つと、たくさんの人でざわめいています。何回そのざわめきを聞いても、旅に向かう高揚感でワクワクドキドキしてきます。
羽田空港国際線ターミナルには、江戸情緒あふれる飲食店街があった
3階の出発ロビーを1つ上がった4階に上がると江戸情緒あふれる飲食店街が広がっています。
江戸総鎮守・神田明神の色彩をイメージした赤い柱の「江戸舞台」を中心に構え「江戸櫓」がそびえる「江戸小路」。ここは、十八代目 中村勘三郎氏が監修した江戸時代の芝居小屋をはじめ、全て本物の無垢材を使い、手カンナ等で仕上げる従来の日本式工法で数寄屋建築の名匠・中村外二工務店が追求した江戸建築の巧みがあります。また、聚落土塀や江戸黒と呼ばれた黒漆喰壁など、本物の伝統と技の真髄が集められています。
東京国際空港ターミナル株式会社HPより
日本の宝だったともいえる勘三郎さんは、こんな所にも足跡を残していたのですね。この江戸舞台を中心に江戸小路は広がっています。
ぶらぶらするだけでも、その佇まいに心奪われますが、入っているお店も美味し所ばかり。
江戸小路飲食店と名付けられた両脇に並んでいるお店は名店揃い。グリル満点星、せたが屋、つきじ宮川本廛(テイクアウトのみ)、くしの坊、銀座 おぐ羅、つるとんたん(いつも長蛇の列です)、焼き肉チャンピオン、など聞いてるだけでもワクワクしますでしょ。モスカフェや吉野家などの気軽に入れるお店もありますよ。
飲食店街の他にも、伊東屋、金子眼鏡店、面白てぃしゃつ屋、Air Bic Camera 、Visit Japanお土産コンテスト受賞商品を中心にした品揃えのEdoイベント館、江戸時代から現代にいたる日本を代表する和・洋菓子を取り揃えたEdo食賓館(時代館)など、海外からの観光客は勿論、日本人も知らなかった品物に出会えます。
焼き肉チャンピオン。
グリル満点星。
いっつも行列、つるとんたん。
吉野家さんは、中心から外れた端の端、マップの左端にあります。
こちらでは、羽田空港限定、和牛牛重があります。1,500円という値段に、チョイ引きますが、他では味わえないという事で以前、食した事があります。勿論、美味しゅうございましたが、いつもの牛丼でいいかな、と思いました。
吉野家さんの向かって右方向を眺めるとエレベーターが見えます。
展望デッキの他にはねだ日本橋の表示が。なんでしょう。エレベーターで5階に上がってみましょう。
羽田空港国際線ターミナルには、日本橋があった!?
エレベーターの扉が開くと・・・はねだ日本橋に着きます。
下の写真の丸で囲った矢印の部分ですね。これは出発フロアの3階から見上げてます。
J、Kカウンターの後ろ側です。
「はねだ日本橋」は、旅への架け橋としての象徴。吉野産の総檜造りで、幅・長さとも当時の日本橋のおよそ半分のサイズで復元されています。かつて旅の起点であった「日本橋」は、江戸の中心にある橋として当時の人々に愛された橋でした。現代の空の旅の出発点として是非お渡りいただき、これまでとはひと味違った旅の始まりを感じてください。壁面の「江戸図屏風」は国立歴史民俗博物館所蔵のレプリカ。江戸の名所を取り上げ、その賑わいの様子を陶板壁画に表現しています。
東京国際空港株式会社HPより
吉野産の総ヒノキ造りって、凄いですよね。
ここまで、上がってくる方はあまりおらず、空いてます。
橋の下を眺めると各航空会社のチェックインカウンターが並んでいます。橋を進みましょう。
赤い緋毛氈と番傘が江戸情緒を掻き立てます。なかなかいい、写真スポットですよ。
この日は閉まってましたが、お茶屋さんのような風情のお店がありました。お団子とお茶なんて出して頂いて向かいで、下の出発ロビーを眺めながら、旅を始まりを寿ぐなんてのも良いんですけどね。出してくれないかしら。
江戸当時の賑わいの様子をうつした華やかな陶板壁画。
日本橋を渡って更に進むとこんな案内表示があります。矢印に沿って進んでみましょう。
長い廊下は、TIAT Sky Roadと名付けられています。
壁面には各航空会社飛行機のミニチュアモデルが並んでいます。これから乗る飛行機を探しながら先に進みます。
これを抜けると・・・。
羽田空港国際線ターミナルには、ゲーセンがあった
ミニコックピットが出現!
奥から、1号、2号、3号、4号と並んでいます。1号機は上級者向けで、10歳未満は利用出来ないようです。2~4号機は、共通のコースが入っていると表示されています。(東京遊覧フライト、ニューヨーク⇒羽田、ホノルル⇒羽田)
この1号機だったら大人でも遊べそうです。
料金の写真を撮り忘れてしまったのですが、確か300円くらいだったかと思います。電車でGO!、飛行機版ですね。平日は空いてましたよ。
この先にはキティちゃんのお店。
又その先には展望デッキがあり、EXPASA Cafe 羽田もあります。こちらには結構人がいて離発着する飛行機を眺めながら、皆さんそれぞれの時間を過ごしていらっしゃいました。
羽田空港国際線ターミナルには、ポップカルチャーを意識したTOKYO POP TOWNがあった
TOKYO POP TOWNには、クールゾーンとホットゾーンがあります。
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こちらのクールゾーンには、ドンキホーテ(SORADONKI)や、リラクゼーションスペース ラフィネ、ポケモンスタンド(日英中韓4カ国、24時間対応)など。
ホットゾーンには、先ほどのキティちゃんや博品館が入ってます。
そしてこのクールゾーンの奥にPLANETARIUM Starry Cafe(プラネタリウム スターリーカフェ)があります。
羽田空港国際線ターミナルには、プラネタリウムがあった
今回とても楽しみにしていたプラネタリウムカフェ。思っていたのとは違いましたが、とても楽しめました。
大人は勿論ですが、子供がいるご家族に特にお勧めしたいプラネタリウムカフェです。
羽田空港国際線ターミナルは、大人も子供も楽しめるアミューズメントパークだった
羽田空港国内線を利用する時でも、早目に来て国際線ターミナルを回って見るのも楽しいかもしれません。空港内は連絡バスが回っています。こちらから連絡バスの詳細はご覧いただけます。
飛行機に乗る予定が無くても、羽田空港は楽しめます。お子様の夏休みに合わせて、ご家族で、夜景と飛行機の離発着を見にデートに、この夏は羽田空港を利用してみて下さいね。