バリ島に行く際、日本で両替した方がいいのか、バリに行ってから両替した方がいいのか、迷いますよね。特に初バリの場合、慣れない場所でドキドキしながら両替するより日本で済ませておこうかと思ったりもします。
バリ島ヘビーリピーターが断言します。日本では両替しないで下さい。バリ島に行ってから両替して下さい。同じ空港で両替するにしても、日本とバリ島では、為替のレートが3割は違います。
インドネシアルピアの両替事情
ドルやユーロの場合、日本である程度両替していく方がお勧めです。旅行者の場合、渡航先は観光地の場合が多く、手数料を取られたり、為替があまり良くない場合が多いです。欧米でも国によって現地両替の方が良い場合もありますので、それぞれ渡航先の両替事情を調べてみて下さい。
しかし、バリ島では現地で両替するのがお得です。
バリ島のお金の単位は?
インドネシア、バリ島でのお金の単位は、インドネシアルピア(Rupia)です。一般的にルピアと言われています。とにかく、日本円をルピアに両替しますと、0が異常に増えます。初めて両替する時は、ビックリすると思いますよ。
両替時の注意点1・・・日本の空港で両替はしない
初めてバリ島に向かった時は、慣れない旅先で両替するよりいいだろうと、数千円ですがルピアにしていきました。ですが、現地に着いて、為替の違いにビックリ。当時は若かった事もあり、数百円でしたが、凄く損した気分になりました。
両替時の注意点2・・・現地に着いてから両替する
日本で両替をしなければ、バリに着いた時、全く手持ちのルピアがありませんよね。
初めてバリに行かれる方はツアーが多いと思います。気のきくツアー会社だと、事前に1万円程度の両替を用意してくれている場合があります。そうでなければ、ツアーコンダクターの方に相談すれば、空港でした方がいいよ、とか、ツアー客が少なければ街の両替所に寄ってくれるとか、対処してくれると思います。
段々バリのリピーターになってくると、エアチケットとホテルを別々に個人手配するようになってくるのですが、そうした場合、全てを自分で対処しなければなりません。両替も勿論です。
その場合も、その日に使う分くらいは空港で両替しておくと便利です。
両替時の注意点3・・・手数料(コミッション)の確認
街中で両替する場合は、表示されている為替の他に手数料がいるか、いらないかを確かめて下さい。No Commissionと表示されていればOKです。
言葉も心配ですよね。簡単な英語で大丈夫です。チェンジ、プリーズ!で十分通じます。
両替時の注意点4・・・為替レートが良すぎる店
時々やけに為替表示の良い両替屋さんがあります。そいういうお店はお土産屋さんと兼業している場合が多いです。
dokokoも以前、買い物し過ぎてルピアが足りなくなり、近くにあったお土産&両替屋さんでマネーチェンジした事があります。凄く為替レートも良かったんですね。危うく、ちょろまかされそうになり抗議したところ、あっさり少ない分を返してくれました。あまりにも良い為替表示の場合は気を付けて下さい。
両替時の注意点5・・・その場で金額の確認
必ずその場で、金額の確認をして下さい。両替の機械を通してデジタルで数字が出ている場合でも必ず確認して下さい。小額の紙幣が入っていないか、機械から自分の手元に来るまでに紙幣が抜かれていないか(落とされていないか)、その場での確認が必要です。
悪意が無くて間違っている場合もあります。ですが、1度表に出てしまえば、ましてやホテルに帰ってから金額の間違いに気がついても後の祭りです。
両替時の注意点6・・・枚数が多いので気を付けて
普段使用している円より、インドネシアルピアは、0が多いです。慣れないうちは、焦らずユックリと金額を確認して下さい。
2019.01.04現在、10,000円をインドネシアルピアに両替すると1,337,328rp。一瞬、クラッとしますよね。又、空港以外の両替所だと100,000rp札が無い場合もあります。50,000rp札でかえって来た場合、更に枚数が増えます。
慣れないうちは100,000rpと10,000rpを間違えやすいです。焦らず確認して下さい。
両替時の注意点7・・・両替をした後も気を付けて
お札を持ったまま両替所を出ないで下さい。必ず、お財布なり封筒なりに入れ、バッグにしまってから両替所を後にして下さい。
バリ島は凶悪犯は少ないですが、スリや引ったくりは残念ながら、まだまだあります。日本とは違う国に来ているという自覚を持って行動する事が、あなたの安全な旅を保障する1番の保険になります。
両替時の注意点8・・・日本円への再両替をしないよう調整する
出来るだけルピアが余らないように調整して下さい。再両替はとても率が悪くなりますし、紙幣しか両替出来ません。ヘビーリピーターになると、少々ルピアが残っていても次回に使えますので何の問題もないと思います。
ですが、そうでない場合、最後の空港で使いきってしまった方がいいでしょう。お茶を飲んだりご飯を食べたりして全てのルピアで支払い、足りない分をカード払いという組み合わせが無駄がないでしょうね。
煙草やお酒も実は街中の方が空港内の免税店より安かったりするのですが、これらの購入に充てても良いと思います。
バリ島インドネシアルピアに両替する時、必要なもの
現金
勿論、日本円ですよね。以前、ドルの方が為替レートが良いと、わざわざドルにして持って行く人もいましたが、その必要は全くないです。
パスポートのコピー
ほとんど、要求されないのですけどね。時々、パスポート№や本体を要求される事があります。パスポート本体を持ち歩く訳にも行きませんので、コピーを持っていきます。
パスポートのコピーは両替時だけでなく、紛失盗難した時もあると、手配がスムーズに進みますのであると便利です。スマホの写真でも良いですよ。
宿泊しているホテル名
これは必ず、記入させられますね。覚えておいてもいいですが、ホテルのネームカードを貰っておくと焦らずに済みます。
Local addressと表示されている場合もありますので、その部分にホテル名を記入しましょう。分からなければ、名前と日付を入れて手渡せば、足りない部分を指差しで教えてくれます。言葉が分からなくてもどうにかなりますので安心して下さい。
以上、3点が両替時に必要なものです。店舗に入ったらスタッフに声をかけましょう。
バリ島でお勧めの両替所
あまたある両替所の中で、今まで問題が無かった両替所を上げておきます。ただし、必ず今まで上げた6点の注意点を抑えて下さいね。
セントラル・クタ(Central Kuta)
1番あちこちで見掛ける両替商ですね。インドネシアの中央銀行が経営している政府公認両替商です。dokikoも何回も利用しています。サークルKやミニマートといったコンビニ、その他デパートやショッピングモールでも数多く展開しています。
ディルガハユ(PT.Dirgahayu)
ひと昔前は、ウブドで為替レートの良い両替所といったら、まずここの名前があげられていました。dokikoも随分通いました。1984年から営業を続けており、安心して両替出来るお店の1つです。こちらもバリ全土で見掛けます。
BMCマスピン(PT.Bali Maspintjinra)
1993年から営業を続けています。上の2軒に比べると店舗数は少ないようです。ですがdokikoが最近、1番お世話になっているのはココなんですね。定宿から歩いて行けるのでルピアが足りなくなっても安心なのです。
以上、3軒の両替所をご紹介しました。必ず、この3軒でなければ駄目という事ではありません。もし、旅先の近くになければ、先に上げた注意点に留意して両替所を選んで下さい。グッドラック!
2019年1月現在、為替がすごくいいです
さて、ここまで随分と脅かすような事ばかり注意点として上げてきました。ですが、安全な日本を飛び出し海外に足を踏み入れた以上、日本の常識と、その国の常識が違う事を認識しなくてはなりません。
インドネシアバリ島は、素敵な土地です。ですが、日本とは違うという意識で、旅を楽しんで下さい。
そして、朗報です。今は為替レートがメチャクチャ良いです。dokikoがバリに通い始めて10数年経ちますが、その中で1番です。ぜひ、この機会に素晴らしい文化と伝統が息づくバリ島を楽しんで下さいね。
良い旅を!