初のJALサクララウンジを堪能して、ターミナル内散策中に見つけたのがこちら。
10月15日~25日という事で、既に終了してしまっていますが、成田空港国際線ターミナル内で日本文化を体験するという無料アトラクション。浮世絵の版木を使い、刷りあげるというもので、何人かが既にお試し中でした。
その様子を覗き込んでいると声を掛けられました。
という事で早速、搭乗チケットを見せ、申し込みをしました。番号が書かれた札が渡されますので、それをなくさないようにして下さい。順番待ちの間に、今やってる方の見学をば。
日本文化体験 in 成田国際空港
細長いテーブルに浮世絵の版木が何枚かずらっと並べられています。
では、見学しながら順番を待ちましょう。
浮世絵の摺り方
今回は見返り美人のようですね。
版木に刷毛で絵具をのせていきます。つきっきりで担当者が教えてくれますので、やり方が分からなくても大丈夫。
絵具をのせ馴染ませた後に、ゆっくり和紙をずれない様にのせていきます。慎重ですね。
和紙をのせたら、その上からバレンという丸い道具で摺り、絵具をうつしていきます。重ねる色の数によって版木が用意され、何回かその工程を繰り返します。それが終われば、ゆっくり和紙を剥がして出来あがりです。
夢中で製作途中を見ていたんですが、振り返れば海外からのお客さんが何名も順番待ち。
という事で頂いたのが本日のお手本、見返り美人。
本日の見返り美人
間違いなく自分で刷るよりはるかにキレイ。印を良く見ると。
成田空港(笑)
旅の記念に有難く頂いてまいりました。
その他、浮世絵について日本語と英語で書かれたパンフレットなども置いてあります。
浮世絵がどのように作成されるか。
又、浮世絵が海外に与えた影響などが、簡単ではありますが的確に説明されています。その後もしばらく見学し、お礼を言ってその場を後にしました。
図柄は日替わりで本日は左の見返り美人。もう1つのバージョンは右側。
こちらは写楽の歌舞伎役者図ですね。オリジナルと少し変えてあるようですが、これも楽しそう。
聞けばこちらのスタッフは、空港の職員さんだそうです。きっと、オリンピックに向け今後もこのようなイベントが空港内では企画されるでしょう。特に用事がなくても、海外旅行にお出かけの際は、少し早めに来て空港内をぶらぶらしてみてもいいかもしれませんよ。
成田空港国際線内にもAKIHABARAがあった
その後もターミナル内をフラフラしてたら、こんな面白い物も見つけました。
風神雷神もアキバ風になるとこんな風なのね。
風神。
雷神。
こちらも訪日客で賑わっていました。