美術展

【上野の森美術館】 2018年フェルメール展 来日作品、チケット、アクセス、混雑状況

日本人が大好きな画家のひとり、フェルメール。

その中でも絶大な人気を誇るのが真珠の耳飾りの少女です。

フェルメールブルーのターバンを巻き、憂いを帯びた瞳をこちらに投げかける少女は誰なのか。謎が深ければ深いほど、人は興味を引かれます。

ただ残念ながら、真珠の首飾りの少女を所蔵しているマウリッツハイス美術館は、大規模な建物の修復完成に伴い、この至宝を門外不出としてしまいました。もう日本で会う事はかないません。残念ですね。

さて、今回のフェルメール展では、どんな作品がやってきているのでしょう。そして気になる混雑状況は?

作品群

寡作で知られるフェルメールですが、以前贋作騒動があったように現存作品が確定されていないようではあります。その数は35とも37とも言われています。

今回は初公開を含む9点が各国から、この上野の森美術館に集まりました。

牛乳を注ぐ女

1658~1660年ごろ

アムステルダム国立美術館所蔵

今回のメインビジュアルとして取り上げているのが、この牛乳を注ぐ女です。dokiko世代の美術の教科書には掲載されていましたので、見た事ある!というかたも多いかと思います。

左側から差し込む柔らかい光と、鮮やかなフェルメールブルーが印象深い作品です。

マルタとマリアの家のキリスト

1654~1655年頃

スコットランドナショナルギャラリー所蔵

マルタとマリアの家のキリスト。日本人には何の事やらですよね。ですが、これは聖書の一節に出て来る有名な1場面なのです。

各地を巡礼中のキリスト一行は、ある村でマルタという女性の家に招き入れられる事になります。マルタは迎え入れた一行を歓迎する為に忙しく立ち働いていました。

マルタにはマリアという姉妹がいました。マルタはマリアが忙しくしている間も、キリストの足元に座り、その話に耳を傾け続けています。

それを見たマルタはキリストに言いました。

「主よ、私はこんなにも忙しくあなた達の為に立ち働いているのに、この子は座ったまま何もせずにあなたの話を聞いている。どう思います?この子に私を手伝うよう、主から言って下さい」

キリストは言います。

「マルタ、マルタよ。あなたは色々な事に思い悩み心を乱している。大切な事は1つですよ。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げるつもりは私にはありません」

キリスト教信者の方だったらご存知であろう、この一節。原文を知っている訳でも、聖書をちゃんと読んだ訳でもありませんので、解釈違っていたらごめんなさい。

日本人&長女気質のdokikoとしては、マルタに肩入れしちゃいますけどね。気持ちは分かるぞ、マルタってね。

なにが今、大切か。

キリスト教圏の絵画を見る時は、そのバッグボーンが分かると興味の幅が広がります。

手紙を書く夫人と召使い

1670~1671年頃

アイルランドナショナルギャラリー

この「手紙を書く夫人と召使い」の絵の中にも、聖書の1場面が象徴的に描かれています。絵画の3分の1近くを占める面積です。

窓の外に目をやる召使い、テーブルの前に落ちている手紙、スタンプ、手紙の封に使う蝋。そのひとつひとつが、絵画の謎を紐解く伏線となっています。

dokiko
dokiko
ちなみにこちらの作品は2度盗難にあっていて、その修復の際にスタンプと蝋が現れたそうです。

全てをつまびらかにしてしまうと展示会の楽しみが半減してしまいます。この後は作品名と作品が作られた年代、所蔵美術館の紹介だけにいたしますね。

ワイングラス

1661~1662年頃

ベルリン国立美術館

日本初公開

手紙を書く女

1665年頃

ワシントンナショナルギャラリー

赤い帽子の女

1665~1666年頃

ワシントンナショナルギャラリー

日本初公開

リュートを調弦する女

1662~1663年頃

メトロポリタン美術館所蔵

真珠の首飾りの女

1662~1665年頃

ベルリン美術館

取り持ち女

1656年

ドレスデン国立古典絵画館

当初、出店予定がありませんでしたが、追加されました。

 

この他にフェルメールと同世代、17世紀の画家達の絵が50点程度やってきています。

17世紀と言えば、オランダ東インド会社が隆盛を極めた頃です。だからこそ、当時金よりも高価だったフェルメールブルーの材料となるラピスラズリを手に入れる事が出来たのでしょう。そしてそれを使う事が出来たというのはフェルメールの出自が分かるというものです。

dokiko
dokiko
そう言えば、チューリップの球根でバブルが起こったのもこの頃よね。投資熱が一般にあったのは、オランダに勢いがあった証拠でもあるわよね。

チケット購入方法&料金

今回、フェルメール展は従来の混雑を避けるため、日時指定を採用しました。時間帯は6つです。

09:30~10:30(※1月、2月は9:00~10:30)

11:00~12:30

13:00~14:30

15:00~16:30

17:00~18:30

19:00~20:00

入場時間は指定されていますが、その後は入れ替え制ではないので、入ってしまえば閉館まで、ゆっくり出来ます。

料金

一般      2,500円

大学・高校生  1,800円

中学・小学生  1,000円

未就学児は無料

障害者手帳所持の場合、本人と付添者1名は半額

その他詳しくは公式HPをご覧下さい。

混雑状況

日時指定される事により、随分と分散はしているようです。11月7日現在、土日を含め、入場券はその日程も空きがあります。ですが人気のフェルメール展です。土日よりは、平日が空いているようです。

又、時間指定の始め30分程度は混み合うようです。03:30~10:30であれば09:30~10:00までが混み合うという事ですね。指定時間後半の方が混み難いようです。

もっとも以前のように、入場までに1時間待ち、2時間待ちという事は無く、並んでも10分程度という情報もあります。

中に入ってからは、人気の作品によっては列が動かないという状況もあるようです。又、実際に行って来ましたらご報告しますね。

フェルメール展詳細

会期

2018年10月5日(金)~2019年2月3日(日)

休館日  12月13日(木)

会場

上野の森美術館

アクセス

JR上野駅公園口より徒歩3分

東京メトロ・京成電鉄上野駅より徒歩5分

会場時間

9:30~20:30

※1、2月は9:00~20:30(入館は閉館30分前まで)

ただし、開館、閉館時間が異なる日があります。詳しくはお問い合わせ下さい。

問合せ先

0570-008-035(オペレーター対応9:00~20:00)

スープストックトウキョウとのコラボレーション

スープストックトウキョウは、今回のフェルメール展とコラボレーションして「フェルメール、牛乳を注ぐ女のスープ」を提供しています。

ゴーダチーズが溶け込んだ濃厚なミルクのスープにくるみとレーズンのパンを合わせました。マスタードソースがさわやかな酸味を加えています。(HPより)

上野店で11月30日まで提供しているようですので、フェルメール展と一緒に楽しんで来たいと思います。

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おいしいものが大好きな東京在住フィフティーズ。バブル前夜に社会人になったワタクシdokiko。華やかな時代から、泡がはじけて、ずいぶんたった現在も、どこか能天気が抜けません。ただし、気付いた事もあります。毎日がハレの日では、身が持たん!金銭的にも肉体的にも!!最近では、金額的なコスパだけではなく、時間や精神的な余裕も加味したコストパフォーマンスを追求する日々。東京を中心に国内、海外を徘徊しているこのブログですが、宜しければお付き合い下さいませ。