能天気にバンコク訪問時のブログをアップしていますが、2020年3月20日からタイでも厳しい入国制限がかけられました。日本からの渡航には、コロナウィルスの陰性を証明する健康証明書の提出を義務付けられらたのです。
ウィルス検査を自己都合で受ける事は現在不可能ですので、実質日本からの渡航は禁止された事となります。世界的にコロナウィルスが猛威を奮っている今、当然の処置と言えるでしょう。
そして22日。とうとうバンコクでの、ロックダウンが始まりました。
dokikoが、旅を開始したのは2月の頭。ダイアモンドプリンセス号が最初に大きくニュースで取り上げられた日です。ですが、その一ヶ月半後には、コロナウィルスがここまで世界中に広がり、たくさんの方々が無くなる事になるとは夢にも思いませんでした。
今回、コロナウィルスという世界的な脅威が襲来した時、頭に浮かんだのは友人達の事です。
dokikoにはバリ島に大事な友人がいます。日本と違う医療体制に友人ら家族は、未知のウィルスに日々戦々恐々としながら暮らしています。大事な友人はインドにもいます。しかも医療関係者で、ロックダウンが始まった現地で、強大なコロナウィルスの襲来に備えています。
日本でもコロナの脅威がテレビで、新聞で、ネットで、様々な媒体で叫ばれてはいますが、長く続く自粛の影響で、繁華街では、変わらぬ人出となっていました。
現在の状況がもたらす結果は、2週間後に出ると言われています。
福島の時もそうでした。チェルノブイリネックレスという言葉を知り、その意味を調べ恐怖を覚えました。同じ事が日本でも起きるのではないかとも思いました。
来年、再来年、いえ、数週間後に、私は自らの行動に胸を張れるでしょうか。半世紀以上を生きてきたdokikoは、振り返れば胸を張れない行動もいっぱいとってきました。
このまま自粛を続ければ、倒産する会社、潰れるお店は続出するでしょう。その影響による自殺者も増えるでしょう。かといって、このまま人出の制限をしなければ、間違いなく医療崩壊が起こり、高齢者や重篤な疾患を持つ人々は次々と亡くなっていくでしょう。
どちらが正しいか。明言する事は出来ません。
ただ、どちらを選ぶにしても自らが考え、責任と自覚を持って行動する。何も考えずに、周りに引きずられて動くような事をすれば後々後悔するでしょう。
自らが選んだ道が自らの結果をもたらす。自分への戒めとして、この言葉を胸に、自らの行動を考えていきたいと思います。