暗くなる前にデンパサール空港に着いたのは久しぶりです。夕方前にホテルに着きましたので、お腹も、まだすいていません。という事で、施設内にあるマッサージを受けに行ってみました。
エレメントバイウェスティン、マッサージ
別棟になっているマッサージエントランス。
ホテルの割にはお手頃だったので90分のマッサージをお願いしました。
蚊が飛んでいたので「ミンタ、モスキートコイル(蚊取り線香、ちょうだい」とお願いしたら、蚊がいるのよね~とスルーされました。お陰で相方、ガっツリ食われてました。
マッサージ自体は・・・可もなく不可もなく。ウブドには上手なマッサージのお店、いっぱいありますからね。マッサージを受ける時いつも思う事は、どこで受けるかではなくて、誰に受けるかが大切という事。上手なセラピストにあったら、名前を聞いておくといいですよ。
さて、着替えて夕食に、レストラン「アンドン・テラス」に向かいます。
レストラン「アンドン・テラス」
レストランから夜のプールを眺めるとこんなムーディーな感じです。涼しい風が吹き抜けて、静かなゆったりとした時間が流れます。
今回、オーダーしたメニューは、サテアヤム、ナシゴレン、ガドガド、ルジャック、ビンタンビール、マンゴジュース。全部で、日本円にして、3,000円弱。今は円が強いとはいえ、ホテルにしては激安です。
相方が頼んだサテアヤムとナシゴレン。両方とも、とっても美味しかったです。だけど、こんなにボリュームがあるなら、片方で良かったね。
サテアヤムは、インドネシアの焼き鳥です。ピリ辛ピーナッツソースが、かかってます。インゲンの和え物と、サテの後ろには、バナナの葉っぱにお米を包んで蒸したライスケーキ、ロントンがたくさん盛られていました。サンバルマタ(生薬味の和え物)をタップリ絡めていただきましょう。
ナシゴレンは、ご飯の炒めた物、チャーハンですね。こちらにはアチャール(野菜の酢漬け)とクルプック(揚げせんべい)、卵、ピーナッツが添えられています。
ガドガドとルジャックは、似た味付けでしたが、こちらも、とても美味しかったです。
ガドガドには、卵やテンぺ(大豆を発酵させて固めたもの)野菜に濃厚なピーナッツソースが添えられています。
ルジャックは、元々、地元の人がおやつに食べているもので、未熟なフルーツにスッパ甘辛いソース(くっさい、トラシという海老の発酵ペーストもホンの少し入れて深みを出します)を掛けて食べるものです。こちらのウェスティンでは、ガドガドソースをアレンジしたものが使われているようですね。
このマンゴジュースもトロっトロで美味しかったです。
チョッと観光客用に作ってあるせいか、辛さが少なかったので、別に唐辛子を刻んでお醤油に入れたものを用意してもらいました。サテアヤムに付けても、ライスケーキにつけても、この醤油はいい仕事をしてくれます。ミンタ ソイソース ウィズ チリ(醤油と唐辛子を下さい)で大丈夫です。
どれも、とっても美味しかったので、アンドンテラスは何回も利用させて貰いました。
慣れてきたら、インドネシア語でお願いしてみましょう。
簡単インドネシア語講座
ミンタ(minta) ⇒ 下さい。
なので、ミンタの後に欲しいものを付けくわえて話せばOKです。
ミンタ、メニュ ⇒ メニューを下さい。
ミンタ、サンバルマタ ⇒ 生サンバルを下さい。
ミンタ、マンゴジュ ⇒ マンゴジュースを下さい。
アダ(ada) ⇒ あります。
アダ?(ada)⇒ ありますか?
メニュ、アダ? ⇒ メニューはありますか?
サンバルマタ、アダ? ⇒ 生サンバルはありますか?
マンゴジュ、アダ? ⇒ マンゴジュースはありますか?
せっかくバリ島に来たのですから、現地の言葉も使って見て下さいね。皆さん、笑顔で返してくれますよ。
アンドンテラス全メニュー
アンドンテラスのメニューです。エレメンツウェスティンに行かれる予定の方はどうぞ。
メニュー(写真)
おいしかったもの
サテアヤム、サテバビ、ナシゴレン、ガドガド、ルジャック、マンゴジュース、パパイヤジュース、朝食
イマイチだったもの
グリルド・フィッシュ・ジンバラン
鱗を取って無い事と、骨が多い事で、食べづらかったです。
スープ・ブンドット(牛テールスープ)
さっぱり味なんですけどね。出来れば、もっとコッテコッテに煮込んである方が好みでした。テールスープというと、日本人は焼き肉屋さんで出てくるものを思い浮かべてしまいますんで。
子供にも優しい
バリの人は、みんなそうなんですけど、とにかく、子供にとても優しいです。レストランで、子供がグズッていたりすると、日本だと良い顔はされませんよね。バリでは、レストランのスタッフが抱っこして、あやしてくれたりします。
こちらのアンドンテラスのスタッフも、パタパタと歩き回る子供の相手をしてあげてました。女性は勿論、男性もです。ですので、小さいお子様がいる方も、日本にいるより気兼ねなく、バリという国は、楽しめるかもしれません。
問題の最終日
良い事づくしのアンドンテラスなんですが、最終日がひどかった。dokikoは、泊まった宿のレストランだけをこんなに利用する事はありません。アンドンテラスの食事が美味しかったというのもありますが、いつもは、泊まる宿の周りに歩いて行けるお店がたくさんあるからです。
エレメントウェスティンは、陸の孤島状態で、周りにはあまりお店がありません。特に夜は尚更です。で、問題の最終日です。
最後の夜という事で、ちょっとだけドレスアップして、レストランに向かいました。すると、まだレストランから距離があるはずなのに、ざわめきが聞こえてきます。
ん?と思いつつたどり着くと、昨日までとは打って変わった混雑ぶり。しかもビュッフェです。入り口で人数を告げると、満席との事。では、何時だったら大丈夫?と聞くと、今日は無理。ルームサービスがいいよ。だと。
この事で、このレストランに対する気持ち、しいては、エレメンツウェスティンに対する気持ちが一変しました。バリだからなぁ~と思っていた事。
メニューを何回頼んでも持って来ず、自分で取りに行った事。初日、料理の量が分からずオーダーし過ぎた時、何のアドバイスもくれなかった事。(これは、自分が悪いんですけどね)頼んだものと違うものが来る事。ここまでは、許せたんですが、最後の夜の一件だけは、ちょいとね。
朝食もまずまず、シャトルバスも可愛い、そして何より、ヘブンリーベッド、凄く良かったんだけどなぁ。