池上彰のニュース/そうだったのか!!を見ていたら、新型コロナウィルスにはBCGが有効であるかもしれないと番組の最後に池上さんが話されていました。
BCG!!
BCG(仏: Bacille de Calmette et Guérin の略、カルメット・ゲラン桿菌)とは、ウシ型結核菌(Mycobacterium bovis)の実験室培養を繰り返して作製された細菌、および、それを利用した結核に対する生ワクチン(BCGワクチン)のこと。本来は前者にあたる細菌そのものを指す語であったが、一般社会や医学分野では後者を単に「BCG」と呼ぶことが多い。以下、本項では前者を「BCG」、後者を「BCGワクチン」と表記する。
ウィキペディアより
dokiko世代は、体育館に並ばされて予防接種をさせられた苦~い思い出があるのではないでしょうか。しかし、もしBCGがコロナに有効であれば有難い!と思って調べてみました。
オーストラリアの研究者による報告です。BCGの感染率、死亡率が共に高いイタリアとスペインでは、BCGの義務付けがされていません。しかし、スペインのお隣というより、すっぽり囲まれているポルトガルでは感染率、死亡率、共に低く、BCGの義務付けがされているそうです。
現在、感染者数が世界1になったアメリカもBCGの義務化はありませんし、フランス、イギリスでもBCGの義務化をやめた国との記載がありました。
又、BCGにも種類があって日本型というのが肝のようです。
1965年には日本の菌(Tokyo 172 strain)からつくられたBCGワクチンがWHOの国際参照品に指定されています。
厚生労働省HPより
日本型のBCGを導入している旧東ドイツ地域では、新型のBCGを導入している旧西ドイツ地域より、死亡率が低いそうです。
ただし、BCGの免疫が完璧にコロナを防いでくれるという事ではなく、大量のウィルスが体内に入ればそれはそれで発症はする。やはり警戒に越した事はないようです。
先が見えない新型コロナウィルスとの戦いですが、ここにきて明るいニュースも出始めました。iPS細胞の山中教授も、1年もしかしたら2年。そして、ウィルスと共存していく事になるかもしれないと言われていました。生きていれば来年も桜の花見は出来ますもんね。
頑張りましょう。